猿山 | ☆日々の色々☆

猿山

3連休の最終日(我が家にはあまり関係ありませんが)の昨日、娘とじいちゃん(私の父親)3人で、バスに乗って嵐山へ行きました。

とても天気がよくて、観光客だらけ。
持参のおにぎりを渡月橋の近くで食べて、いざモンキーパークへ。

小学生の頃に、父親と来て以来、実に15年ぶりくらいでしょうか…。
入場料大人500円を払い、山の中へ。
入り口で受付のおじいさんが
『20分かかるよ』って。
2歳の女児は果たして山道を登って、無事猿に出会えるのか、少し心配になりました。

そんな心配もよそに、彼女は頑張りました。
『おサルさんみにいこか』
この台詞を何度も口にしながら。
どんどんどんどん。汗ばんできました。
金木犀のいい香りがしています。

小学中学年くらいの男の子が『猿いたでー!』と叫んでいました。
いい香りがだんだん臭くなってきました。

ふと木の上を見ると、いました。
日本猿。赤ら顔。だらけちゃってさ…。
なんてふてぶてしい態度なんでしょう…。

まあよくよく考えると、我々人間が、お金を払ってまでお猿さまの生活しておられるお山に侵入して、楽しませていただいているんですから、その態度でもしょうがないのですが・・・。

そんな時小猿が降りてきて、じいちゃんが『かわいいなー』と近づいてみてました。
すると、母親らしき猿がじいちゃんの足、ふくらはぎ辺りをはたきました。
あーこわ。
頂上に着くと休憩所があり、中に入ると100円でバナナ、りんご、落花生がふくろに入った(猿のえさ)が売っていました。
じいちゃんは早速りんごを購入し、娘に持たせて猿に与えるよう指示しました。
他の子がやってるのを見て、見よう見まねでやってましたが、
『りんご食べるねん』と言い、自分の口へ入れようとしました…。

猿は金網にしがみつき、ひたすら与えられたりんごを次から次へと口に入れます。
皮は上手に捨てる猿、皮ごと食べる猿、いろいろあるんですね。

じいちゃんは不思議なくらい小猿に興味があり、追いかけてはシャッターを押していました。

下りの最中、娘は眠たくなり、私が抱いて降りるはめになりました。
登りとは違い、足に異様に力が入るので、筋肉がプルプルと震えて、気持ちが悪かったです。